SSブログ

東北旅行3日目(青森→岩手→宮城) [旅行・ドライブ]

【3日目】
ホテル=〇乙女の像(青森県)=〇八幡平(岩手県)=〇中尊寺金色堂(岩手県)=〇厳美渓(岩手県)=仙台空港[飛行機]中部国際空港

ホテルを8時10分に出発します。
昨日も秋田県側から十和田湖全体を見ましたが、十和田湖畔休屋の御前ヶ浜に建つ「乙女の像」を見学します。昭和28年に建てられたこの「乙女の像」は、彫刻家、詩人である高村光太郎の最後の作品で、完成まで1年かかったと言われています。高さ2.1㍍、2人の裸婦が左手を会わせ向かい合っており、モデルは光太郎の愛妻で詩集「智恵子抄」で知られる智恵子夫人だそうです。

IMG_4654.JPG IMG_4649.JPG

この日は、十和田湖湖畔は霧がかかっており視界が悪かったですが、たたずむ小島が神秘的でした。

次の目的地「八幡平(はちまんたい)」へ向かいます。いよいよ岩手県に入ります。
八幡平は、岩手県の北西部に位置する市。東北自動車道と八戸自動車道が分岐する要所です。
日本百名山の一つに数えられているだけあって絶景です。

八幡平山頂レストハウスに到着します。ここから眺める景色は絶景でした。

IMG_4662.JPG

6月下旬にも関わらず、かなりの量の残雪があります。一方南側の景色は果てしなく緑の木々が広がります。

IMG_4658.JPG IMG_4664.JPG


11時10分に「八幡平」を出発し走ること約2時間、13時に目的地「中尊寺」に到着します。
見学の前に、「平泉レストハウス」で軽く食します。私は義経うどんとずんだ餅セット、妻は盛岡冷麺を注文。

IMG_4672.JPG IMG_4673.JPG

観光バスで境内奥へと進み、下車して5分ほど歩くと「中尊寺金色堂」が視界に入ります。

IMG_4676.JPG

拝観料は団体割引で大人720円です。中尊寺金色堂は、平安時代後期建立の仏堂です。奥州藤原氏初代藤原清衡が1124年に建立したもので、平等院鳳凰堂と共に平安時代の浄土教建築の代表例であり、国宝に指定されています。奥州藤原氏3代の栄華を感じました。
内部の写真撮影は禁止されていますが、輝く黄金は実に美しかったです。

境内には実に多くの建造物があります。
写真は「旧覇堂」、「釈迦堂」、「「能舞台」です。

IMG_4683.JPG IMG_4686.JPG IMG_4692.JPG

そして「本堂」です。本堂は山内にある多数の寺院の中心となる建物です。現在の建物は1337年に火事により焼失したものを1909年に再建したもので、中尊寺で行われる法要儀式祭事等のほとんどがこの本堂で行われているそうです。

IMG_4702.JPG

「中尊寺金色堂」を15時15分に出発。約10分で最後の目的地「厳美渓」に到着します。

IMG_4717.JPG

厳美渓(げんびけい)は、岩手県一関市にある磐井川中流の渓谷です。栗駒山を水源としています。全長2キロメートルで奇岩や怪岩に富み、国の名勝及び天然記念物に指定されました。
長野県の「寝覚ノ床」に似ていると思いました。

IMG_4713.JPG IMG_4718.JPG

仙台空港を18時に到着。3日目のバス走行距離は約360㎞でした。

空港で夕食を済ませ、20時25分に搭乗、中部国際空港に21時35分頃到着しました。

わずか3日で5県巡りましたが、中身が詰まった思い出深い旅行となりました。
「瑞巌寺」、「銀山温泉の古い建物」、「中尊寺金色堂」などの歴史的建造物もあれば、「奥入瀬渓流」、「八幡平」、「厳美渓」などの絶景を楽しむことが出来ました。
食事も牛タン、せんべい汁、ずんだ餅、盛岡冷麺など東北地方の名物を食べることができました。

今回の旅行で3つの県を初めて訪れました。これで未だ行ったことのない県は、茨城、宮崎、鹿児島、沖縄の4県となりました。なんとか全都道府県を征覇したいものです。

(Trapics:132720)

共通テーマ:日記・雑感