SSブログ

何年たっても聴きたい曲がある [音楽]

誰でも昔聴いた忘れられない曲があるものです。

「カーペンターズ 40/40 ~ベスト・セレクション」をネット注文し、昨日届きました。

4988005554659.jpg IMG_1485.JPG

カーペンターズのCDは持っていますが、これまで聴いたことのない曲も含めて、なるべく
多くの曲が収録されたモノを探したところ、このCDにいきつきました。
2009年に発売したCD2枚組で、結成40周年を記念して日本のファンが選んだ40曲
全てを、リチャード・カーペンターが最新リマスターしたものです。

カーペンターズがA&Mレコードとの契約が成立したのが1969年です。
この年、ファーストアルバム『オファリング』とビートルズの「涙の乗車券」をカヴァーした
シングルをリリースし、ヒットチャートで快進撃を開始しました。それ以来、彼らが放った
全米ヒットは全部で29曲。うち12曲がトップ10を記録しています。
が、1983年2月、カレンが摂食障害に起因する心臓発作で急逝して幕を閉じました。

カレンの死が公けになった時、私は大学生で、下宿先で知りました。大ファンとまでは
いきませんが、兄の影響でアルバム曲を聴き馴染じんでいました。そのせいか、訃報を知った
時は、正直ショックでした。
私と兄が初めてレコードを買った年が1970年ということを先日書きましたが、この年は
音楽業界においても、素晴らしい曲が多数出ました。ビートルズの「レット・イット・ビー」
もそうですし、カーペンターズにとって初の全米1位となった「遥かなる影」もです。

「イエスタディ・ワンス・モア」、「スーパースター」、「トップ・オブ・ザ・ワールド」、
「涙の乗車券」、「シング」、「ナウ」、「愛のプレリュード」etc、一度は耳にし、忘れられ
ない曲は多数ありますが、あえて個人的に一番思い入れのある曲は、

「I'll Never Fall In Love Again」(恋よさようなら)

ディオンヌ・ワーウィックの代表曲ですが、カーペンターズがカバー曲として歌っていました。
カーペンターズは確かにカバー曲も多いですね。リチャードは音楽の才能は抜群ですので、
コードをいじって全く違う世界観をつくりだしてしまいます。
「恋よさようなら」という題目ですが、決して悲しい曲ではありません。
二度と恋なんてしないは!と言いつつも、実は気持ちは全く逆の女心を歌っています。
この曲は、カーペンターズ の アルバム『Close to you』(遥かなる影)に収録されいて、
当時兄が持っていました。この曲のメロディーが好きで繰り返し口ずさんでいました。
ただし残念ながら今回購入したCDには入っていません。

コロナウィルスは未だ完全には収束していませんが、小説と音楽があれば心が蝕まれることは
ありません。

DISC1                    DISC2
1.イエスタデイ・ワンス・モア         1.青春の輝き
2.スーパースター               2.ナウ
3.雨の日と月曜日は               3.ソリテアー
4.トップ・オブ・ザ・ワールド         4.プリーズ・ミスター・ポストマン
5.涙の乗車券                  5.ハーティング・イーチ・アザー
6.ラヴ・イズ・サレンダー           6.愛は夢の中に
7.メイビー・イッツ・ユー           7.スウィート・スマイル
8.リーズン・トゥ・ビリーヴ           8.ア・ソング・フォー・ユー
9.愛のゆくえ                 9.オーディナリー・フール
10.マスカレード                10.すばらしき人生
11.小さな愛の願い               11.愛にさよならを
12.ワン・モア・タイム            12.ユア・ベイビー
13.遠い想い出                13.シング
14.ふたりの誓い               14.ベイビー・イッツ・ユー
15.クリスタル・ララバイ           15.あなたの影になりたい
16.アイ・ビリーヴ・ユー           16.オンリー・イエスタデイ
17.遥かなる影                 17.ジャンバラヤ
18.動物と子供達の詩             18.リーヴ・イエスタデイ・ビハインド
19.ふたりのラヴ・ソング            19.愛のプレリュード
20.星空に愛を(コーリング・オキュパンツ)    20.涙の色


nice!(17)  コメント(2) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 17

コメント 2

いっぷく

私の中学の頃は、意識高い系がビートルズ、女子を中心にわりと一般的なのがカーペンターズでした。
私も、カーペンターズのSINGを聞くと、遠い中学時代の記憶が蘇ります。
でも当時私は密かに、スリー・ディグリーズもいいと思ってましたけど。
ニッポン放送の日曜午前に、ロイ・ジェームスの「不二家歌謡ベストテン」があり、その前だったかに洋楽のベスト10があって、カーペンターズ、スリー・ディグリーズ、あとポップ・トップスのマミー・ブルーがやたら長くベスト10に残っていた記憶があります。
by いっぷく (2020-06-05 15:21) 

十円木馬

いっぷくさん、コメントありがとうございます。
ポップ・トップスのマミー・ブルーは、悲しいメロディーライン
でしたですね。バックコーラスが、同じフレーズを淡々と繰り返し
歌うメロディーが脳裏に焼き付いています。
by 十円木馬 (2020-06-06 08:30) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。