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初めて買ったレコード [音楽]

昨日「マツコの知らない世界」で、宇多田ヒカルが出ていました。落とし物で妄想合戦と題し、
宇多田さんの意外な趣味を暴露していましたが、中々面白かったです。

以前ブログで、私が生まれて初めて買ったレコードが、藤圭子の『圭子の夢は夜開く』と、
由紀さおりの『生きがい』だと書きました。

その一枚である『圭子の夢は夜開く』はいまだに手元にあります。

IMG_1430.JPG

このレコードの発売日は1970年ですからちょうど50年前になります。
私達家族は転勤族で、幼小の頃は小学校だけで5回転校しており、そのたびに不要な
物は処分してきたので、50年前のものが残っているのは奇跡に近いといえます。

この『圭子の夢は夜開く』以外にも同年代に買った別のレコードが2枚あります。
森繁久彌の『知床旅情』とショッキング・ブルーの『悲しき鉄道員』です。

IMG_1428.JPG

母が『知床旅情』が好きだったので、兄が自分の好きなレコードを買いに行った際、一緒に
買ったのでしょう。『悲しき鉄道員』は、間違いなく洋楽かぶれしていた兄が買ったものと
思われます。

当時聴いて以来お蔵入りでしたが、それこそ半世紀ぶりに3枚ともプレーヤーで聴いてみました。
レコード針を落とすと、ノイズはほとんどありませんでした。

藤圭子は宇多田ヒカルのお母さんだけあって、抜群に歌は上手いです。ハスキーでありながら
情感がこもっており、聴き入ってしまいます。
『知床旅情』は、加藤登紀子の歌だとばかり思っていたので、森繁久彌の方が古いと知って
驚きました。それにしてもレコードジャケットの写真が若く、髪の毛もフサフサです。
あと『知床』ではなくて『しれとこ』なのですね。

一番衝撃を受けたのが、ショッキング・ブルーの『悲しき鉄道員』です。

IMG_1431.JPG

エキゾチックなボーカルのマリスカ・ヴェレスが伸びのある声が魅力的です。

Wikipediaで調べてみると、『悲しき鉄道員』も1970年発売ということで、やはり
兄や私が買った最初のレコードはこの年であることに間違いありません。

ショッキング・ブルーの一番有名な曲は「ヴィーナス」ですが、今でも大好きな曲です。
アイドル時代の長山洋子他、色々な方がカバー曲で歌っているのでなじみ深い曲といえます。

この3枚は処分できそうにありません。
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いっぷく

転校回数すごいですね。私は小学校で1回転校、中学入学時に別の区域に転居しましたが、たったそれだけでも母校難民です。
転校先や中学時代は自分の居所がないような気持ちがずっとあり、もともといた学校も転校してしまったので、クラス会や同窓会に出にくい気持ちがあります。自分自身の青春時代を懐かしむ気持ちはあっても、ではどの学校時代が懐かしいかというと、正直なところ、どこも心に残っていません。
by いっぷく (2020-05-27 13:18) 

十円木馬

いっぷくさん、コメントありがとうございます。
転校が多いと、どれだけ短時間で新しいクラスに溶け込むか
常に思考が駆け巡っていたような気がします。その意味では
かなり鍛えられました。ただ一つの学校の在籍期間が短すぎて、
広く浅くで、私も母校難民かもしれません。
by 十円木馬 (2020-05-27 19:19) 

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