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スマホを使って思うこと [振り返り]

スマホに変えて6日が経ちました。通話とメールの使用と割り切っていましたが、
便利な機能の多さに正直驚いています。特にAndroid機種限定、「googleアシスタント」
の便利さには言葉を失います。

IMG_0552.JPG

これを開発した技術者は、天才ではないかと思ってしまいます。
今の世代は、OS(オペレーティングシステム)や言語を全く意識することなく、ハードを
使うことができこんな幸せなことはありません。

スマホを触っていると、ソフト開発を行っていた時代を思い出します。
私が初めてコンピューターに携わった時の機種は、NECの大型汎用機でした。
(開発規模に応じて、大きく汎用機、オフコン、パソコンに分類されます)
ACOS2というOSで、言語はCOBOL/Sでした。バッチ処理専門で、最初の2年間だけで
約80本のプログラムを組みました。相当早いペースだったと思います。
文系出身の私にはプログラムの理解は結構大変でした。
ただNECはSPDという構造化技法があったので、これを理解すると飛躍的にプログラム
を組む速度が速くなったと記憶しています。
オンラインと違いバッチ処理は比較的簡単とは言え、バッチ処理で1本、3000stepを超える
プログラムになると、途中訳が分からなくなることもしばしばでした。SEから何度もレビューを
受けて完成させる日が続きました。

平成4年を境に、それまで業務の中心だった大型汎用機から、オープン系に切り替え
ました。会社では第3次オンラインなどの銀行業務が主流だったのですが、
バブル崩壊で全く仕事がなくなったため、汎用の資産を捨てざるおえなかったのです。
PCはそれまでのMS-DOSの世界から、windows3.1、そしてwindowa95へ変化していき
ます。文書、表計算ソフトも一太郎ややロータス123から、マイクロソフトのWordや
Excelに切り替わりました。

汎用機言語のCOBOLやPL/1から離れ、AccessやVisualBasicなどへ変わっていきます。
在職していた会社は、業務系だけでなく組込系の開発もバリバリに行っていたので、
言語もC、VisualC++、Javaなど、相当難しい言語も使わなくてはなりません。
私自身はその頃もう技術からは離れていいましたので、この難しい言語を勉強しなくて
もすみました。(正直幸運でした)
今の技術者は、技術革新が速いので、そういった意味でも大変です。

冒頭言ったように、開発する側は、常に言語、OSを意識して仕事していますが、
使う側は、そんなことを意識することなく、提供されたアプリを自由に楽しむことが
できます。
スマホを手にして色々なアプリを使っていると、そのソフトを提供するために、
徹夜でアプリやOS開発しているSEやPGの姿が、脳裏に浮かんでしまう私でした。
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十円木馬

はじドラさん、金四郎さん、nice!ありがとうございます。
by 十円木馬 (2019-04-02 16:26) 

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