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思い出を語る(小平市) [振り返り]

11月21日~22日は、東京出張でしたが大変中身の濃い仕事ができました。
週明けが楽しみです。
22日は遅くなったこともあって、名古屋に戻らずもう一泊することにしました。
クリスマスでもないのに、ホテル近郊はイルミネーションがとても綺麗です。


本日、朝8時にホテルをチェックアウトしました。
新幹線に乗る前に訪れてみようと思っていた場所があります。
それは、私の生まれた「小平市」です。
わずか5歳までしか生活しておらず、記憶も定かではありません。
知っている人もいませんが、郷愁に誘われて以前から一度訪問したいと
考えていました。

山手線の高田馬場駅で西部新宿線に乗り換えます。
高田馬場からは、急行でわずか20分の近さです。
目的地が近づくにつれ、都心とは違って長閑な風景が目に映ります。
小平駅につきました。やはり、当時とは全く変わっていました。
私の記憶に残っている小平駅は、木造平屋のボロボロの駅でしたが、
今は、2階が改札口になっている近代的な駅です。

ローターリーを横切り、記憶をたどって、生家に向かいます。
駅からは徒歩700メートル程です。
当然ですが、家は全て建て直されていて、全く当時の面影はありませんでした。
当時は道は舗装なんてされていません。
自宅近くにあった雑木林が、綺麗に整地され公園になっていました。

父とよく散歩した水道道路(と呼んでいた記憶があります)と
自宅近くの踏み切り・・。
(散歩しながら父が坂本九さんの「上を向いて歩こう」を歌っていたのを
思い出しました)

わずか半年間だけ通った「サンタマリア幼稚園」に行ってみます。
「星組」で、「いーとーまきまき、いーとーまきまき、引っ張ってとんとんとん・・」
という歌のフレーズが思い出されます。

建物は幼稚園ではなく、教会になっていました。
それでも、この建物だけは当時と作りが同じで正直嬉しかったです。

何もかもほとんど変わってしまいましたが、それでも言葉では表現できない
ノスタルジックな日となりました。
数十年という歳月は長いですが、人間の記憶は凄いものだと実感します。
正味1時間程で小平を発ちましたが、訪れて良かったと心から思っています。


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sima

ご出張が多いのですね。
お疲れさまでございます。
横浜を拠点にしていたころは、ボクも週3日間を自宅以外で過ごしていました。何だかんだ言っても、その疲れは積分値のように溜まって来ることを身に染みました。
今は浜松に越してきましたが、今までとは逆の横浜へ出張に行くことになっています。
横浜へ行くと、祖母/祖父の墓へ立ち寄りたくなります。
横浜に住んでいるときは、そこまで強くは思わなかったのですが...
お墓に行った後は、亡き父の生まれ育った街へ行きます。
そこに行くと決まって、激しい郷愁感に見舞われます。
実際に住んだ時間は、ほんの短い幼少期だけなのに...
十円木馬さんの記事を拝読していたら、ふとそんなことを想い出してしまいました。
*ってことで、これから散歩に行ってきます。(家内にパンを買ってきてあげたいのでね...(^^))
by sima (2007-11-25 10:41) 

十円木馬

simaさん、nice!&コメントありがとうございます。
記憶が曖昧でも、実際訪れるとどんどん当時を思い出していきます。
住んでいた場所など、家も道も全て変わっていますが、それでもここで
生まれたんだと思うと、何か熱いものがこみ上げてきます。
simaさんの言うように、祖先を思う気持ちは大切です。
蔑ろにする人は、決して幸せにはなれないと信じています。
by 十円木馬 (2007-11-25 13:03) 

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