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高齢者人材活用 [仕事]

私の重要な仕事の一つとして、「採用面接」の実施、人材確保があげられます。
新卒、中途両方ありますが、今の時期は中途面接が主となります。

愛知県は、求人倍率が東京についで日本第2位だけあって、
なかなかこれはと思った人材がは、受けに来てくれません。
例え来たとしても、当社の基準を大きく超えた待遇を要求してきたり、
仕事の条件を付けてきたりと苦戦を強いられています。

そんな中で、最近私も採用に対する視点を少し変えることにしました。
これは、単に採用に留まらず、新規のビジネスの仕組みつくりにも繋がると
考えます。それは何かと言うと、

「高年齢者」の技術者採用です。

当社に限らず、どこの会社も採用については、年齢制限を敷いており、年齢が
高くなるほど採用されることは難しくなります。
IT業界でも、大体上限は35歳くらいにしており、40歳以上の技術者は再就職
するのに苦労しているのが現状です。

これから高齢化社会が進んでいく中で、50歳を過ぎても働く意欲のある
人は多いはずです。
実際この2週間に、5人の50歳前後の入社希望者と面接をしました。
その多くが、かつて一流企業(上場会社等)に勤務されていて、40代で退職、
その後は、人材派遣会社に登録して、数ヶ月から1年単位で不安定な就業
をされているといったパターンが多いのです。
50歳を過ぎるとほぼ正社員は諦め、時間2千円足らずで派遣社員として
就業しています。

こんな状況で、今回50歳を過ぎた技術者を正社員として採用しました。
ずっと組込技術一筋でやってこられた方で、その技術力は間違いないと
判断しました。そして給料も本人が納得してくれる条件を提示しました。

意気に感じて、働く意欲を燃やしてくれるならば、これほど嬉しいことはありません。
できればこうした高年齢の技術者集団をつくりたいと思います。
年齢がいっても安心して働ける職場(当然本人のやる気は必須ですが)
をつくりたい、そんな事を今真剣に考えています。


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