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「Coda あいのうた」 [映画・TV]

今年度のアカデミー賞受賞作「Coda あいのうた」を観てきました。
ゴールデンウイークは明日からですが、4月末までに取らなければいけない有休取得義務があり、本日有休を取ったため、朝から映画鑑賞が可能となりました。
日本アカデミー賞の「ドライブ・マイ・カー」を観るのもいいかなと思いましたが、村上春樹原作の「女のいない男たち」(この本にドライブ・マイ・カーが掲載)を読んだ時に、あまりしっくりこなかったので、「Coda あいのうた」に決めました。

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エミリア・ジョーンズがルビー役を演じ、オスカー女優マーリー・マトリンら、実際に聴覚障害のある俳優たちがルビーの家族を演じています。タイトルの「Coda」は、「Children of Deaf Adults=“耳の聴こえない両親に育てられた子ども”」と訳されるそうです。2022年、第94回アカデミー賞で作品賞、助演男優賞、脚色賞の3部門にノミネートされ、同3部門を受賞。ルビーの父親フランク役を務めたトロイ・コッツァーは、男性のろう者の俳優で初のオスカー受賞者になりました。

ルビーが歌う曲は1970年前後の曲が多かったですが、バークリーの入学試験で歌った、ジョニ・ミッチェルの「青春の光と影」は感動すらしました。親子の絆と、子供の夢を最後には理解し、彼女を送り出すラストは、清々しい気持ちにさせてくれます。

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<あらすじ>
家族の中でただひとり耳の聞こえる少女の勇気が、家族やさまざまな問題を力に変えていく姿を描いたヒューマンドラマ。海の町でやさしい両親と兄と暮らす高校生のルビー。彼女は家族の中で1人だけ耳が聞こえる。幼い頃から家族の耳となったルビーは家業の漁業も毎日欠かさず手伝っていた。新学期、合唱クラブに入部したルビーの歌の才能に気づいた顧問の先生は、都会の名門音楽大学の受験を強く勧めるが、 ルビーの歌声が聞こえない両親は娘の才能を信じられずにいた。家業の方が大事だと大反対する両親に、ルビーは自分の夢よりも家族の助けを続けることを決意するが……。

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映画を終えるとランチの時間。前回「とんび」の時にも入った、「炙り牛たん 万」でカルビ焼き肉丼のダブルを食べました。結構ボリュームがあってお腹一杯です。その後、同じフロアの書店で、東野圭吾の最新作、「マスカレードゲーム」を購入しました。

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映画と小説は自分にとって大切な娯楽。新たな感動作品に早く出会いたいものです。

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