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「加賀恭一郎シリーズ」は最高です [本]

先月から、東野圭吾氏の小説を20冊程度読み続けています。
2日で1冊のペースですが、実に面白く時間を忘れて読み耽っています。
東野圭吾といえば、天才物理学者・湯川を主人公とした「ガリレオシリーズ」
をTVで観ていましたが、これまで小説は読んだことがありませんでした。

中でも「加賀恭一郎シリーズ」はこれまで読んだミステリーの中でも群を抜いて
面白かったと言えます。

DSCN4553.JPG

刑事・加賀恭一郎を主人公としたシリーズで、
第1の事件『卒業』は加賀が大学生時ですが、第2以降は全て刑事になっての話です。
今年、第10の事件『祈りの幕が下りる時』が阿部寛、松嶋菜々子主演で映画化され
ました。
私は日本の俳優では阿部寛さんが一番好きですが、阿部さんを思い浮かべながら
主人公である加賀恭一郎の活躍を見ると、本当にマッチングしていることが
分かります。

それにしても、作者東野圭吾氏は電気工学科出身にもかかわらず、これだけ面白い作品を
書き続けることができることに、心から尊敬してしまいます。逆に理系出身だからこそ、
論理的な思考によって解決に導くミステリーを書くことができるのだと思いました。

加賀恭一郎シリーズは全作面白いですが、個人的には、
第7の事件『赤い指』、第8の事件『新参者』、第9の事件『麒麟の翼』、
第10の事件『祈りの幕が下りる時』がお勧めです。
加賀恭一郎シリーズは第10で完結ですが、その他の作品も数多くあるので、当分は
楽しむことができそうです。
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コメント 4

十円木馬

LargeKzOhさん、nice!ありがとうございます。
by 十円木馬 (2018-04-23 14:31) 

神崎和幸

こんばんは。

加賀恭一郎シリーズは本当に素晴らしいと思います。
このシリーズはすべて読みましたよ。

最初の『卒業』を読んでハマりました。
学生たちの人間模様を上手く描いてあるところが良かったです。
そのうえトリックはややこしいですが、よく考えられていると思いましたよ。
by 神崎和幸 (2018-05-26 18:53) 

十円木馬

神崎さん、コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、確かにハマりますね。
そのうえ、「どちらかが彼女を殺した」、「私が彼を殺した」
では、犯人を読者に当てさせるという意外な展開・・。
深く読み込まないと真犯人が分かりませんね。
「加賀シリーズ」だけでなく、「ナミヤ雑貨店の奇跡」、
「聖女の救済」等、東野作品は飽きることがありません。

by 十円木馬 (2018-05-27 15:48) 

神崎和幸

おっしゃるとおり深く読み込まないと真犯人が分からないと思います。

「ナミヤ雑貨店の奇跡」と「聖女の救済」も素晴らしい作品ですね。
by 神崎和幸 (2018-06-01 16:59) 

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