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さようなら、広島 [家・家電・庭]

広島を去る日がやってきました。
明日、愛知に戻ります。

昨日は、叔父(父の弟さん)宅にお別れの挨拶に出向き、ご馳走になりました。
親戚の方々には本当にお世話になりました。

親の介護のため、単身で戻ったのが昨年の3月。
当時、末期がんで余命宣告を受けていた母ですが、病に立ち向かい最後まで
頑張りぬきました。
脳梗塞で倒れ、言語の障害や下半身が思うように動かなくなった父も、
最後肺炎で亡くなるまで頭はしっかりとしていました。

父が亡くなった後も、広島を離れることなく今日まで、相続関連や遺品の整理を
行ってきました。
相続に関する後処理は、想像以上の時間がかかりました。
思い出の品は多く、処分することにも躊躇いがあります。
両親の親族にも、服や貴金属、家具等を、形見代わりに受け取ってもらいました。
母が大事に育てていた庭のアジサイも、弟さんにお譲りしました。
両親もきっと納得してくれていると思います。

大きな家具を除いて、寂しいくらい片付いた部屋を見回すと、寂寥感や安堵感が
こみあげてきます。

この家は、両親が平成9年に建てた家です。
それまで愛知に住んでいた両親は、二人の生まれ故郷であるこの広島の地に
家を建て、戻っていきました。建てた時は既に高齢でしたが、生活しやすいように
平屋作りにし、特に母は、住みやすさを求めて間取りにこだわって建てた家でした。
亡くなるまでの、およそ18年間、二人はこの家で生活を続けました。

私達家族も、年末年始は必ず戻り、この家で過ごしました。
思い出の詰まったこの家とも、いよいよ「別れ」の時がきました。

室内の写真撮り、ブログに残すことにしました。
ブログに残せば、映像として記憶にとどめることができます。

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広島で過ごした1年8ケ月の間に、色々なことを経験し、学びました。
企業人だった頃、料理、洗濯何一つできなかった自分が、一通りこなせるようになった
ことも、これからは少しばかり役に立つことでしょう。

これで両親と本当にお別れの気がします。
さようなら、広島!
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十円木馬

ちょんまげ侍金四郎さん、nice!ありがとうございます。
by 十円木馬 (2016-10-17 14:26) 

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