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私の一番好きなシンガーは [音楽]

先日、ブロガーのいっぷくさんが、コカ・コーラの「I feel Coke」CMに関しての記事を掲載していました。その中で山本潤子さんのバージョンが好きと書かれていた一文をみて、いたく共感しました。

私自身、「日本で一番、声の好きな歌手は誰か」と聞かれたら、即答で「山本潤子」と答えると思います。

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山本潤子さんは言わずとしれた「ハイ・ファイ・セット」のボーカル、もっと古いと1969年に結成された「赤い鳥」というフォークグループのメンバーです。「赤い鳥」は「竹田の子守唄」、「翼を下さい」がよく知られていますが、他にも「忘れていた朝」、 「誰のために」、「窓に明りがともる時」、「赤い屋根の家」、「みちくさ」、「風は旅人」、「美しい星」など素晴らしい曲が多く、あげたらきりがありません。

1969年11月、第3回ヤマハミュージックコンテストにてォーク・ミュージック部門で、あの「オフコース」や「チューリップ」を抑えて優勝したのですから、その歌唱力は折り紙付きです。

「赤い鳥」の活動期間は僅か5年で、1974年9月に解散しました。後藤悦治郎さんと平山泰代さんは「紙ふうせん」に、山本俊彦さん、大川茂さん、そして潤子さんは、「ハイ・ファイ・セット」を結成しています。

「ハイ・ファイ・セット」としても1977年の「フィーリング」が大ヒットしました。
1975年の最初のアルバム「卒業写真」、セカンドアルバム「Fashionable Lover」、その後の
「ラブ・コレクション」、「THE DIARY」くらいまで、本当に山本潤子さんの最盛期だったと思っています。
「ハイ・ファイ・セット」は1994年9月に解散、その後はシンガーソング・ライターとして活動しましたが、やはり「赤い鳥」や「ハイ・ファイ・セット」時代の曲が個人的には好きです。
ご主人の山本俊彦さんが2014年に亡くなられ、それと合わせるかのように、喉の不調を理由に一切表舞台に出ることはなくなりました。

ユーミンや中島みゆきさんも現役として頑張っています。できれば再び潤子さんの歌声をと思っているファンは多いと思いますが、こればかりはご本人の思いが全てだと思います。
潤子さんの歌声が聴けれないのは寂しいですが、これまで世に出した曲は、私にとって永遠の宝といえます。このブログでの私の名「十円木馬」も、「ハイ・ファイ・セット」の楽曲からとっています。
これまでも、そしてこれからも私にとって一番好きな声と言えます。

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