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会津磐梯・松島・日光3日間の旅 [旅行・ドライブ]

家族で、6月2日から二泊三日で、会津磐梯、松島、日光へ旅行に出かけてきました。
親子3人での旅行は何年ぶりのことでしょうか・・・。

実は今回の旅行をとても楽しみにしていました。
私がこれまで旅行(観光)で訪れたことのない都道府県は、まだたくさんあります。
北から順に書き出してみると、
青森県、岩手県、秋田県、福島県、栃木県、茨木県、鳥取県、長崎県、宮崎県、
鹿児島県、沖縄県の計11県です。
元気なうちに、日本の都道府県は全て訪れてみたいと思います。
今回、福島県、栃木県の2県を訪れることができるとあって、心は弾んでいました。

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名古屋発ですが、最寄りの千種駅から特急信濃に乗車します。
塩尻からバスに乗り換え北陸自動車道で新潟まで北へ向います。
車中から見える北アルプス連峰や日本海は実に美しい。

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初日の目的地までの道のりは遠いですが、途中、柏崎名物サバサンドや、ピュアミルク
100%の安田ソフトクリームを楽しみます。サバサンドはコショウとレモン汁を
たっぷりかけて味わいます。

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新潟からは、磐越自動車道でひたすら東に向かいます。
会津若松に入ります。会津若松は、保科正之に始まる会津藩の城下町でした。幕末白虎隊
の悲劇で有名な会津戦争の舞台となりました。会津盆地を見下ろすのが標高1816㍍の
磐梯山です。

本日の目的地、「鶴ヶ城」に到着です。

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鶴ヶ城は今から約630年ほど前、その前身ともいえる東黒川館を葦名直盛が築いた
のがはじまりと言われています。戊辰戦争では約1ヶ月に及ぶ激しい攻防戦に耐えた
名城です。 明治7年に取り壊されましたが、昭和40年に再建、平成13年には復元され
ました。天守閣の内部は郷土博物館となっており会津の歴史に触れることができます。

今年に入って、姫路城、小牧城、岐阜城と城廻が続いていますが、この「鶴ヶ城」は
赤瓦が美しく、威風堂々としていて実に見事なお城です。天守閣からは磐梯山も一望できます。

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「鶴ヶ城」の土産物屋では、赤べこが沢山置かれていました。
赤べこ(あかべこ)は福島県会津地方の郷土玩具だということを初めて知りました。
自宅にも父が収集したコケシ類の中に、この赤べこがあります。
(写真左が旅行時の赤べこ、写真右が、約50年以上前に父が土産で買った赤べこ)

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「鶴ヶ城」を出て、本日の宿に向かいます。
途中、車窓からは、「会津慈母大観音像」が目に入ります。高さ57㍍ととてつもない大きさです。
さらには、「猪苗代湖」も見ることができました。
県中央部に位置していて、面積104㌔㎡、最新水深部93.5㍍、周囲52㌔、
日本で4番目の大きさを誇ります。四季折々の磐梯山の姿を湖面に映し出します。

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今日の宿泊先は、「星野リゾート 磐梯山温泉ホテル」です。
磐梯山を眼前に臨むことができます。外観はそれ程新しくないですが、ロビーや部屋は
とても綺麗でした。

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そして楽しみのひとつである料理。バイキングでしたが、手打ち天せいろ、わっぱ飯、
桜鍋等、ご当地グルメ盛りだくさんでした。

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午前8時にホテルを出発します。
ホテルから程近く、最初の目的地五色沼に到着します。

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「五色沼湖沼群」は、磐梯山の噴火によってつくられた美しい湖沼です。
森の中に点在する色とりどりの沼は、誰をも惹きつける神秘的な魅力を持っています。
「五色沼自然探勝路」には、毘沙門沼、赤沼、深泥沼、 弁天沼、瑠璃沼、青沼、柳沼
などがあり、短い時間の中でそれぞれ特徴をもった沼を見ることができます。
今回のツアーでは、そのうちの「毘沙門沼」のみの散策でした。

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次の目的地は、日本三景の一つ「松島」です。宮城県の仙台に向かいます。
「磐梯吾妻スカイライン」を走り抜けます。
福島県福島市の高湯温泉から浄土平を経て土湯峠に至る吾妻連峰を縦走する全長 28.7 km、
平均標高1350㍍mの山岳自動車道です。眺望抜群のスカイラインです。浄土平や湖見峠
といった吾妻八景と呼ばれる展望ポイントが点在しています。浄土平は標高1622㍍です。

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吾妻小富士近辺の景色は、写真の通り、一見の価値があります。

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福島県から宮城県に入り、12時過ぎに塩釜で昼食です。
ここ塩釜も、東日本大震災時は、大きな被害を被っています。
生マグロは新鮮、焼牡蠣も実に美味しかったです。

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塩釜から松島まではすぐ。「松島」に到着です。


松島は、20代の時、青春18きっぷで一人旅で訪れて以来です。
松島には260余りの島々があり、伊達政宗の瑞巌寺、五大堂など、様々な寺院が建ち、
松島を訪れる人も多くなっています。
1689年に訪れた松尾芭蕉は【奥の細道】として、現在でも多くの人に読まれています。
あの松尾芭蕉も絶句したほど素晴らしい景観を楽しみます。

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折角なので、遊覧船で30分の船旅です。20代に訪れた時は、陸地から見ただけでしたが、
やはり観光船に乗って見ると、気分も上がります。 潮風が実に気持ちいいものです。

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船から見る小島は、色々な形をしており、その数の多さに驚きです。

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松島を出て、本日の宿泊先は、「裏磐梯グランデコ東急ホテル」です。昨日は表磐梯山、今日は裏磐梯山の中腹にあるホテルです。

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Sランクホテルということで、洋室の部屋は、ベッドが別室と合わせて計4つもあり、
ゆったりとしたして素敵でした。
和洋折衷創作料理でしたが、ビール、地酒を飲みながら料理を堪能しました。

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本日の目的地は、「日光東照宮」です。

石鳥居・五重塔を通り、中へ進みます。
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日本を代表する世界遺産「日光東照宮」は、徳川家康がまつられた神社です。
現在の社殿群は、そのほとんどが寛永13年3代将軍家光による「寛永の大造替」で
建て替えられたものだそうです。

境内には国宝8棟、重要文化財34棟をり、建物には漆や極彩色がほどこされ、
柱などには数多くの彫刻が飾られています。全部で55棟の建物が点在しています。
それぞれ見事な彫刻など美しい装飾が施されています。

その中でも特筆すべき美しさを誇る「陽明門」「回廊」です。
「陽明門」は約40年ぶりに輝きが蘇りました日光山内のシンボル的な建物です。
江戸初期の工芸技術の集大成が凝縮されています。

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正面からだけでなく裏側や左右の塀に施された彫刻も見ものです。

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この他にも、「神厩舎・三猿」や、「眠り猫・坂下門」も見逃せないポイントです。
「神厩舎・三猿」は65年ぶりに、「眠り猫」は約60年ぶりに色を復元されているので、
とても鮮やかでした。左甚五郎作と伝えられている「眠り猫」は 、とても小さいので驚きです。

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本地堂の鳴竜は安置仏と鳴竜の説明の後、案内人が拍子木を打って 竜の鳴き声を聞かせて
もらえます。

東照宮を出て自由行動での昼食です。
バスを磐梯日光店に止めたので、道路をまたいだ洋食店に入りました。
外国人が経営していたお店でしたが、普段食べなれないメニューを三者三様で選びました。

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◎ナシゴレン(インドネシア風炒めご飯)◎パッタイ(タイ風焼きそば)◎ケサディア(メキシコ版サンド)
中々いけます!

昼食後は、土産屋でしばし買い物を楽しみ、その後、スタート地「塩尻駅」に向かいます。
東北自動車道から関東自動車道、上信越自動車道、更科インターから長野自動車道
と進み、18時過ぎに塩尻駅に到着です。
バスで通った県は、長野→新潟→福島→宮城→福島→栃木→群馬→長野
と、とてつもない距離でした。3日間でバスの走行距離は1200㌔を超えます。


福島や栃木は、あらためて山や田んぼなど、自然の多いことを実感しました。
今回のツアー参加者は総勢41名でしたが、私達家族が一番若いメンバーでした。
日本でまだ訪れたことのない残りの県の観光地を、一つ一つ行こうと思います!
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十円木馬

はじドラさん、middrinnさん、金四郎さん、nice!ありがとうございます。
by 十円木馬 (2018-06-06 14:34) 

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