シャープ東証１部復帰に思う

このブログでは「株主優待」のカテゴリで書いていますが、
もちろん株主優待のない株も買います。

１つは、配当の高い株で、例えば日産自動車、三井物産、武田薬品、キャノンetc
財務体質がしっかりしていて優待はなくても安心してホールドできる株です。
日産自動車は今問題を起こしたため、株価は低いですが、こうした時期に逆に購入する
のがよいと思います。（個人的意見です。株式購入はあくまで自己責任で）
ちなみに日産は、東証１部の中で配当比率で一番高くなっています。

２つ目は、優待もなく配当もゼロでありながら購入するケースもあります。
これはシャープや東京電力などです。
これらの株価は長く低迷していますが、国の施策もあり倒産させることは難しいです。
東芝も然りです。

そんなシャープが７日、わずか1年4カ月で東証2部から1部に復帰しました。
（拍手万歳！！）



社長としてシャープに送り込まれた、台湾の戴正呉氏の優れた経営手腕といえます。
そんな戴氏は東証１部指定替えの会見で、社内外から共同CEOを招き、早々と経営
から一歩退くことを明らかにしました。

京セラ、ＫＤＤＩを創業し、日本航空では会社更生法の適用から2年で営業利益2000億円
というＶ字回復をやってのけた稲盛和夫氏もそうですが、経営者の良し悪しで企業の
成長は決まると感じています。

シャープ、東京電力は、まだ暫くは配当を出す余力はないでしょうが、将来を夢見て
末永くホールドしていくつもりです。

コメント 1

はじドラさん、金四郎さん、nice!ありがとうございます。
by 十円木馬 (2017-12-15 14:41)