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ウイスキーを語る3 [お酒・居酒屋]

ウイスキーが美味しいと思えるようになったのは、いつ頃からだったでしょう・・・

2次会や3次会で「Bar」に行くと、ここ数年は飲む酒を決めています。
最初の1杯目は、LAPHROAIG(ラフロイグ)のハイボールを、
そして2杯目がBOWMORE(ボウモア)をロックでいただきます。
ラフロイグもボウモアも、アイラ島のシングル・モルトです。

そう、いきついたのは、一番個性の強いアイラでした。

アイラ・モルトは西海岸にあるアイラ島産。海に囲まれた環境のため、潮の香り、
海の香りを閉じ込めたスモーキーでヘビーな独特な味わいを楽しむことができます。

ラフロイグは人によって好き嫌いがはっきりすると思います。
嫌いな人はヨードのような薬品くささを感じてしまうはずです。
逆に好きな人は強いピートの煙を全身に感じてしまいます。
ラフロイグの独特の風味は、蒸留所が所有する土地から切り出されるピートにあります。
このピートには、多量のコケが含まれているため、特有の香りが漂うのです。

一方、ボウモアは、島の中心で作られていて、アイラの特徴であるスモーキーさは
多少抑えられています。その分、フルーツや花などの香りが織り交ざっています。
アイラの中では飲みやすいので、アイラ・モルト入門にはいいお酒ではないでしょうか。

この二つは味を熟知しているので、気楽に飲めますが、感動が薄くなるのも事実です。
そんなマンネリを打破するために、かねてから一度飲んでみたいと思っていたウイスキーを
今日、買ってきました。

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それが、LAGAVULIN(ラガヴァーリン)です。
全モルト・ウイスキーの中でも傑作中の傑作と絶賛されているウイスキーなのです。

飲んでみると、そこにはまろやかな舌触り、シェリーのような甘さがほのかに漂う香り。
これは新しい発見です。

DSCN3514.JPG DSCN3516.JPG

ラガヴァーリン蒸留所の入り口には、ホワイトホースの大きな看板が立っています。
それは、このモルトは、お馴染みのブレンデッド・ウイスキー、ホワイトホースの
核となる原酒だからです。

この16年物、値段も6000円を超え、少々お高いですが、飲む価値があります。
飲んだことのないシングル・モルトを少しずつ開拓していきたい・・、
そんな気持ちでいます。
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十円木馬

はじドラさん、nice!ありがとうございます。
by 十円木馬 (2017-04-13 14:54) 

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