画期的なサービス「お坊さん便」

本日、父の一周忌法要を自宅で行いました。
それまで法要は広島で行っていましたが、昨年１０月に引き上げの際、仏壇も愛知に
持ってきたため、こちらでの初の法要となりました。
愛知で行う上で一番懸念していたのが、どのお寺さんに頼むかということでした。
それまで来ていただいていたお寺さんは広島なので、態々愛知まで来ていただくことは
できません。また愛知県は、西本願寺は非常に少ないという現実もあります。
自力で探すことは中々困難です。

そこで利用したのが、「お坊さん便」です。
これは、インターネットを利用して、法事・法要の僧侶の手配サービスを
運営している会社に、申し込みをします。すると、住居の所在地や宗派から、
受けてくれる寺院を紹介してくれるシステムです。しかも明瞭会計で、読経、
法話、御膳料、お車代、心づけ全て込みになっています。
菩提寺がない人にとってこんな便利なシステムはありません。

本日来ていただいた住職さんは、まだ２０代で若かったですが、その真摯な姿勢には
とても満足しました。しかも、このお寺さんは岐阜にあり、距離からいって片道車で
１時間半はかかっていると思います。
午後から東海市に行かれると話されていたので驚きました。

時代の流れで、固定の檀家も年々減ってきているのが現実だと思います。
寺院とて、生き残っていくにはそれなりの努力が必要であることが分かります。
寺院が、こうしたネットサービスに登録して、私達のような菩提寺がない
人たちの法要を行うということは、本当に素晴らしいアイデアといえるのでは
ないでしょうか。
今年の９月には、母の３回忌がありますが、また安心して頼むことができそうです。