34年ぶりの再会は [振り返り]
昨日、「パシフィコ横浜」で開催される組込み総合技術展へ行って来ました。
先端IT技術の視察、実は34年ぶりの友人に会うために。
横浜は新幹線で通過はしますが、降りるのは初めてです。
新横浜から乗り継ぎ、みなとみらい駅に着いたのは、午後1時半。
ここにはあの有名なランドマークタワーがあります。
(名古屋よりよっぽど近代的です)
徒歩5分で展示場に到着です。総合受付で入門カードをいただき、場内へ入ります。
会場は本当に広く、人・人・人の波です。
まずは、案内状をいただいた協力会社の出展しているブースへ伺い、確かに来たと
いう証拠を残します。
(名刺交換しますので、後で招待状をいただいた会長にも知っていただけるはずです)
そして小学生時代の友人の勤めている会社のブースへ向かいます。
知名度の高い会社ですので、一般のブースの5倍程度の広さで、係りの社員も
かなりの人数を配置しています。お客さんも多く大繁盛です。
見回しましたが、それらしい人物を見つけることができません。
仕方なく社員の一人に、
「××さんはいますか。」
と聞きますと、どうも席を外しているとのことでした。しかし気を利かせて携帯
でお客が来ていると連絡してくれたようです。
その間、しばし係りの人間から説明を聴きます。5分ほどすると彼は来ました。
「お待たせしました。」
しかし私が誰か気づきません。今日来ることは言っていませんので当然です。
「お久しぶり、十円木馬です。」
それでもしばらく分かっていないようです。
ちょっと間があって、彼の驚いた顔、そして照れたような笑顔、
「連絡してくれればよかたのに!」
話の出来るロービーに移動して昔話に花が咲きます。
なにせ、小学校以来34年ぶりなのです。しかしそれにしても、お互い昨日のことの
ように次々に話がでてきます。
私が参観日に先生に当てられて、全然違う答えを言って親や生徒に大笑いされた
ことなど、自分が忘れていたことをいくつも話してくれます。
同じ業界ですので、仕事の動向なども語り合います。
彼は、3時半から有料公演があるのですが、直前まで時間をさいてくれました。
1時間30分くらい話したでしょうか。
お互いの携帯番号を教え、最後は近く名古屋へ出張ということで来ると
約束をしました。夜、食事でもしながら思い出を語り合おうということになりました。
思い切って横浜まで行って正解でした。話がはずまなかったらどうしようとも
思っていましたが、全くの杞憂でした。
歳をとってくると、過去を懐かしむことが多くなると本で読んだことがありますが、
私もそれだけ歳をとってきたのでしょうか・・。
COCOさん、nice!ありがとうございます。
小学校を5回変わっている私には、竹馬の友を作るのは大変なことでした。
自分の忘れていた思い出を蘇らせてくれる人間がいるということは、
言葉で言い表せないほど嬉しいものです。
今年一番嬉しかった出来事かもしれません。
by 十円木馬 (2006-11-19 18:20)