【名古屋城】

「尾張名古屋は城でもつ」　という言葉もあります。
他県の知人や得意先に名古屋を案内する際、名古屋城は候補の一つになります。


私も城巡りが好きで、これまで、国宝の４城（松本城、犬山城、彦根城、姫路城）をはじめ、
小田原城、大阪城、広島城、高知城、熊本城など数多くの城を見てきました。

名古屋城は外観が雄大、金の鯱がシンボル的存在となっています。
この鯱、純金製というわけにはいかなかったそうですが、それでも１８金で、使った金の量は左右
一対で８８キログラムと豪壮なものです。



残念なのは、空襲で昭和２０年にほとんど焼失、今ある姿は再建されたものであることです。
城の中は極めて近代的です。エレベータがある城は珍しいのではないでしょうか。
本丸とともに、狩野派の描いた屏風画などもすべて失っていますので、戦前撮った写真などで
鑑賞するしかありません。それでも城内は、当時の堀川などを再現したセットなども楽しめます。

城のまわりは広大な敷地です。庭園や樹木も紅葉が見頃でこの時期は散策にも適しています。





庭園の紅葉が実に綺麗です。
なぜかここに訪れると、心が休まるのが不思議です。