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平和であることの幸せ [雑感]

もうすぐ終戦記念日です。

中沢啓治作の『はだしのゲン』という、原爆の被爆体験を元にした漫画が
あります。子供の頃、少年雑誌に掲載されていて、たくましく生きるゲンに
涙したり、感動したりしながら購読した記憶があります。
今日と明日、中井貴一さんが父親役でテレビで放映されています。
(家内はTVを見ながら涙していました)
過去、同タイトルで実写映画やアニメ映画化もされています。

私の両親は何れも広島出身です。幸い昭和20年8月6日、父は当時静岡県
沼津市に出張していたそうです。母は、湯来という被爆地からかなり奥に入っ
たところに住んでいた為、難を免れたと聞きました。しかしその時の爆音は
凄まじかったそうです。
数日後父は沼津から広島に戻ってきたのですが、本当に町の風景は、
言葉では表せないほどの悲惨な状況であったことを話してくれたことが
あります。

原爆について、経験の無い私がここで意見を述べようとは思いません。

小学3年生の二学期から6年生の一学期までの約3年間、私も広島県に住ん
でいたこともあり、夏休みには広島市内に住む父の実家に遊びに行ったりもし
たものです。
平成9年から、両親が広島に戻ったこともあって、毎年帰省もしています。
平和記念館、原爆ドームは何度か訪れていますが、この目で見ると実体験
がなくとも、なんとも言えない気持ちに駆られます。

昨年8月14日にも平和記念館を訪れました。
そのとき館内にあった原爆投下数日後の写真のパネルと、資料館2階から
写した写真です。

平和であることのありがたさを身にしみて感じます。
平和であることが、人間にとって幸せであることは確かです。


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コメント 4

修学旅行で、広島に行って、資料館を訊ねました。
あまり、記憶にありませんが、薄暗い館内だったと思います。
海外の作品で、核戦争を扱った作品、英語名でエンド オブ ザ ワールド
というドラマがあるのですが、その作品が、好きです
あまり、この場にふさわしくない内容でしたら、あやまります。
by (2007-08-10 23:41) 

十円木馬

私も昨年資料館に行ったのは、高校生の修学旅行以来でした。
館内は新しい建物と連結して、かなり広くなっていましたよ。
外国人の来場者数の多さに驚きました。
kazuoさん、コメントありがとうございます。
by 十円木馬 (2007-08-11 08:28) 

おかあ

長男が1週間のサマーキャンプから戻って来ました。
楽しかった思い出とともに、
食事が全然良くなかった、おやつもっと持っていけばよかった、
お金も足りなくなって後半ジュース買えなかった…
などと言っています。なんて幸せな日々をおくっているのでしょう。
昨夜のテレビ番組で見た風景は、
たった62年前の話なんですよね。
幸せと平和に感謝です。
そして、子ども達が言いたいことを言える状況、世の中に感謝です。
by おかあ (2007-08-12 17:39) 

十円木馬

たった62年前の話・・・、私も全く同感です。
もっと言えば、私の生まれるわずか十数年前のことなんですね。
70年間は草も生えないといわれながら、人々の生きる力、
復興にかけた熱い思いを感じずにはいられません。

未だアフガニスタンやイラクなど、世界で戦争は続いています。
当たり前のように暮らすことのできる今を、心から感謝したい
と思います。
by 十円木馬 (2007-08-12 18:50) 

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