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■昭和40年TVアニメ「スーパージェッター」 [映画・TV]

先日書店で、面白い本を思わず購入してしまいました。それは
「懐かしい 昭和の子供新聞」というものです。

昭和38年から昭和53年までの、TV番組、音楽、スポーツ
などその年代の話題になった記事が写真入りで掲載されています。
読むと懐かしく、記憶がどんどんよみがえってきます。
それで、この記事をもとに、ブログに時々載せていこうと
考えました。
でもちょっと昭和30年代は記憶が薄いので、
「あっ!確かにこんな事があった。」と言える昭和40年から
少しだけ自分の所感を入れて書いていこうと思います。
同年代の方にはきっと共感されるのではないでしょうか。

おそらく、自分の記憶に残る最も古いアニメの一つが、
「スーパージェッター」だと思います。

この当時は、東京の小平に住んでいました。
何故覚えているかと言うと、母が、私の兄の給食用の
ナプキンに、スーパージェッターの刺繍をしたのを今でも覚え
ているからです。
自分も幼児ながら同じ物が欲しいと思った記憶があります。
母は当時編み物教室に通っていましたので、刺繍などはお手の物でした。

あらすじは全然覚えていなかったのですが、
主題歌の最後のくだりはずっと覚えていました。

(ジェッター、ジェッター、スーパージェッター、我らのスーパー
ジェッター・・)

「スーパージェッター」の脚本家は凄いのです。
半村良、眉村卓、筒井康隆など、今では大作家が名を連ねています。

私は眉村卓も筒井康隆も個人的に好きな作家なので、彼らが
脚本に携わってきたこのアニメの凄さをあらためて痛感しました。
眉村卓の小説は多分全作品読んでいますが、なるほど近未来の
主人公を思いつくのはSF作家の彼ならではだと思います。
筒井康隆も「家族八景」などの作品に反映されています。

近未来というキーワードでは、「鉄腕アトム」のほうが先ですが、
「スーパージェッター」はサイボーグではなく、30世紀から来た
人間というところにも新鮮さを感じています。

同じ年に「宇宙少年ソラン」や前年に「鉄人28号」もありましたが、
こちらは辛うじて覚えているといったところでしょうか。

歌:上高田少年合唱団、市川 治
作詞:加納一朗 作曲:山下毅雄

「ぼくはジェッター 一千年の未来から
時の流れをこえてやってきた」
「流星号応答せよ!流星号!
きたな、よし行こう」

未来の国から やってきた
知恵と力と 勇気の子
進めジェッター 嵐を砕け
走れ流星 まっしぐら
マッハ15のスピードだ
「エネルギー全力噴射」
ジェッター ジェッター
スーパージェッター
我らのスーパージェッター

はてない空を かけめぐる
希望に胸は はずむんだ
進めジェッター 虹をめざし
飛べよ流星 星をこえ
マッハ15のスピードだ
「自動操縦スタンバイ」
ジェッター ジェッター
スーパージェッター
我らのスーパージェッター

七つの海の 底深く
科学の夢が のびてゆく
進めジェッター しぶきをあげて
もぐれ流星 どこまでも
マッハ15のスピードだ
「潜航装置異状なし」
ジェッター ジェッター
スーパージェッター
我らのスーパージェッター


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コメント 1

十円木馬

なぎさん、nice!ありがとうございます。
by 十円木馬 (2007-07-11 20:49) 

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