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今を生きる [家族]

母親が肺癌が転移しているのが分かったのが3月中旬のことです。
私も広島に帰省し、医師に状況を確認しましたが、再手術は無理と言われ、イレッサで薬治療
となりました。
4月に2週間入院し、今は退院しましたが、毎日薬を飲み続けています。
書籍で読んだ通り、下痢、発疹、皮膚の皮が捲れる等、副作用でかなり辛いようです。
何よりも味覚が変わったようで、食が細くなり、聞いていて辛いものがります。

母の日として、空気清浄器を贈りましたが、これくらいしか、してあげられることがありません。

「寿命」は、人それぞれです。しかし死は誰もがいつかは訪れるものです。

私は5歳の時、交通事故にあいましたが、奇跡的に一命を取り留めました。
13歳の時には海水浴で溺れ、すんでのところで大人に救助されたこともあります。
その頃から、私はまだ生かされていると思うようになったのですが、人の寿命はあらかじめ
決まっているのだと思っています。私が、交通事故や、溺れたときはまだ死に時ではなっか
たのでしょう。

母の肺癌の進行もこれからどうなっていくのかはわかりません。
薬は進行を遅らさせるだけで、快方にむかうことはありえません。

私の母はとても強い人です。どんなときでも決して弱音を吐いたりはしません。
どのようになってもその状況を受け入れる、私は母の姿を見ていて、自分を見失うことなく
今を精一杯生きたいと考えています。

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