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『ひとつぶの涙』 [映画・TV]

コロナウィルスで部屋で過ごす時間が長くなると、パソコンに向かう時間も増えます。
YouTubeで好きな映画や音楽を観たり聴いたりしていますが、昨日自分にとって思い出深い1本の
映画がYouTubeにアップされているのを発見しました。それもフルバージョンで・・・。

森田健作、吉沢京子主演の『ひとつぶの涙』です。

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今から半世紀前の1973年に上映された作品です。
なぜこの映画が思い出深いかというと・・・。

子供の頃森田健作主演の青春ドラマ『おれは男だ!』に夢中でした。
この『おれは男だ!』は1971年~72年にかけて放映されましたが、その余韻が冷めないまま
1973年にこの『ひとつぶの涙』が映画館で上映されました。当時静岡県御殿場市に住んでいま
したが、駅前にあるマウント劇場へ、速攻で観に行きました。ヒロインの吉沢京子も『柔道一直線』
でファンでした。(個人的に吉沢京子のような少しポチャリした娘が好きでした)

作品の内容はというと、孤児園で育った三人の青年と事故で失明した盲目の女性を中心に、若者たち
の友情をさわやかに描く青春映画です。
47年ぶりにこのYouTubeで視聴しましたが、今見ても実に面白かったです。森田健作は『おれは男だ!』
に出てくる小林弘二と全く同じで、演技は不器用ですがなぜか新鮮です。

この映画で森田健作は杉村栄司という役です。森田健作さん、本名は、鈴木栄治なんですね。
ほとんど本名と一緒です。また盲目の女性を演じた吉沢京子は、谷内京子という配役ですが、
こちらも京子が同じ。このとき吉沢京子さんは、まだ10代だと思いますが本当に初々しいです。
この他、若き西城秀樹や、森田健作と同じサンミュージックの桜田淳子も友情出演していますし、
水谷豊は相変わらずいい演技をしていました。

※ブログを書いた後、YouTubeからこの『ひとつぶの涙』は削除されてしまいました。
 わずか少しの掲載期間中に2度も見直すことができて本当にラッキーでした。ストーリーで
 忘れていたシーンもあったのが、クリアになりました。

森田健作さんは言わずと知れた、サンミュージックのタレント第1号です。
タレントを続けていれば、サンミュージックの社長になってもおかしくはなかったでしょう。
人生の進路に他人がとやかく言うものではありませんが、できれば政治家になって欲しくなかった・・
そう思うのは私だけではないと思います。
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tarou

お早うございます、東府や(唐人お吉資料館)に
コメントを有難うございました。
小説や映画、サザンが(唐人物語)の歌まで出して
悲劇のヒロインになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=F_chBmloMPI

サンミュージックと言えば森田健作「おれは男だ」
良く見ていた思い出が有ります。市長になって
良く頑張っています。
by tarou (2020-09-03 09:50) 

十円木馬

tarouさん、今は青春モノは流行らないのでしょうか。
めっきりこういった作品は少なくなったような気がします。
現代では登場人物も美男美女ばかりで、昔のように原点回帰して欲しいと個人的には思います。
by 十円木馬 (2020-09-03 15:59) 

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