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養老の滝と千代保稲荷神社 [旅行・ドライブ]

気温も20度を越え、絶好のドライブ日和です。
家内と一緒に「養老の滝」「千代保稲荷」に行ってきました。

高速岐阜羽嶋インターを降りて養老公園の一番奥深い山中に「養老の滝」はあります。
目的地までの道幅は狭くて、対向車がくるたびにヒヤヒヤの連続です。(何度か路肩の
ある場所までバックせねばなりません)
肝を冷やしながらやっとの思いで到着した滝近くの駐車場は有料で、千円と少々お高い
です。気を取り直して5分ほど歩くと、落差のある滝が視界に広がります。

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養老の滝は、岐阜県養老郡養老町にある落差32㍍、幅4㍍の滝です。
岐阜県により設置された養老公園内にあり、揖斐関ヶ原養老国定公園に属しています。
日本の滝百選・菊水泉として名水百選に選定されていることでも知られています。
日本昔話にも養老の滝は、『親孝行な木こりが、湧き出た水をひょうたんに汲み、
父に飲ませると若返った』という孝子物語がありました。

近くから見ても、距離を置いてみても飽きることはありません。

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次の目的地である「千代保稲荷神社」へ向かうため滝から山中を下っていると、
石碑を見つけました。

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「元正天皇行幸遺跡」と刻まれています。この地を行幸した元正天皇は、
『醴泉は、美泉なり。もって老を養うべし。蓋し水の精なればなり。天下に大赦して、
霊亀三年を改め養老元年と成すべし』との詔を出し「養老」に改元したとのことです。
元正天皇は第44代女天皇(在位:715年10月3日ー 724年3月3日)。 父は天武天皇と持統天皇
の子である草壁皇子、母は元明天皇となります。

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地元では「おちょぼさん」の愛称で親しまれている「千代保稲荷神社」

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日本三大稲荷の1つとも言われ、季節を問わず年間二百万人もの参拝者が訪れるそうです。
コロナウィルスの影響で人出は少ないのではと思っていましたが、杞憂でした。実に多くの
人が参拝していました。

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千代保稲荷参道には、100軒以上のお店がズラリ並んでいます。立ち食いや食べ歩きが
時間を忘れて楽しめます。

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中でも「おちょぼ名物」の串カツは、店頭での立ち食いが醍醐味です。

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山のように積まれた熱々の串カツをどて煮の味噌に浸けて、キャベツと一緒にいただきます。
私も串カツ、どて煮の両方いただきましたが、何本でもいけます。他店で買ったたい焼も
食べ歩きして楽しみます。

これとは別に、生まれて初めて食べたものがあります。「なまず」です。
やまとというお店で、なまずの蒲焼がメニューにあり思わず注文してしまいました。
「なまずランチ」は秋篠宮殿下が、命名したと書かれていました。

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見た目はグロテスクですが、味は鰻に比べてあっさりしていて中々美味しかったです。
少々小骨が多いのが難点でしょうか。
それでもこの歳になって初めて食したので、記憶に残るものとなりました・・。

先週に引き続き、少々遠出をして、名勝や美味しい食事を堪能しました。
気候もいよいよ春らしくなってきており、コロナウィルスで消沈せずはりきって
いこうと思います。
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いっぷく

公道に鳥居があるということは、たぶんその街の象徴になっているんですね。
さすがに大きな神社ですね。
by いっぷく (2020-03-22 17:48) 

十円木馬

いっぷくさん、コメントありがとうございます。
伏見稲荷や、豊川稲荷に比べると社自体はこじんまりして
います。おっしゃるように鳥居はりっぱですね。
串カツの店舗の数の多さに驚かれると思います。

皆さん、nice!ありがとうございます。
by 十円木馬 (2020-03-23 14:15) 

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